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- 201706.08
- EXHIBITIONS
「ユメイエ展:日本の若手建築家」開催のお知らせ
上:「まちを動かしていく家」ドローイング ©Ryu Mitarai
下:「dreaming home」ドローイング ©Tsuyoshi Tane
2017年7月28日(金)より、現代アートギャラリーTARO NASU(東京都千代田区)において「ユメイエ」展を開催いたします。これは日本の若手建築家9人とふたつのユニットを、彼らが作成したドローイングと模型を通じて紹介するものです。
合計13人の若手建築家の選定は建築家の千葉学氏(東京大学大学院教授)が行い、彼らの実際の活動についてのインタビュー取材記事は、「日本の若手建築家/Japanese architects of the next generation」webサイト上で公開されています。
建築家にとってドローイングや模型は、実作のためのスタディであると同時に、それ自体がひとつの可能性を秘めたメディウムの役割を果たしています。「幻視の建築家」と呼ばれた18世紀のクロード・ニコラ・ルドゥーやエティエンヌ・ルイ・ブーレー、ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエに代表される20世紀のモダニスト、さらには「建築の解体」を志向した1960年代以降の建築家たち。いつの時代においても優れた建築家たちは、テクノロジーと社会のリアリティ、そしてその先を見据えながら、空想的かつ予見的ともいえるヴィジョンを描き出します。そして彼らがドローイングや模型を通して明示した世界は、時に実作以上の大きな影響を建築とその周辺領域に与えてきました。
この展覧会は、建築設計という実践的な営みと「夢」という想像力の領域の橋渡しを意図しています。13人の若手建築家たちに与えられたテーマは「夢の家」です。家とは建築のアーキタイプであり、「建てる」や「住む」といった人間の始原的な営みをめぐる思考と深く関わっています。そして「夢」という概念の解釈は個々の建築家に委ねられています。ドローイングや模型が体現する小さなスケールの空間内には、それらの夢が積層し、現実の建築以上に濃密なミクロコスモスを形作っています。閉塞感が漂う時代のなかで、果たして建築はどのような夢を紡ぐことができるのか。個人から社会までを横断する多様な回答は、これからの日本の建築が持ち得るポテンシャルの一端を示しています。
【参加建築家】
青木弘司
畝森泰行
大西麻貴+百田有希/o + h
海法圭
田根剛
teco (金野千恵+アリソン理恵)
中川エリカ
能作淳平
能作文徳
萬代基介
御手洗龍
【開催概要】
会期:2017年7月28日(金)〜8月12日(土)※日祝月・休(7/30, 7/31, 8/6, 8/7, 8/11)
*オープニング・レセプション: 7月28日(金)18:00-20:00
会場:TARO NASU
(〒101-0031東京都千代田区東神田1-2-11 Tel. 03-5856-5713)
開場時間:10:00〜18:00
主催:公益財団法人 石川文化振興財団
展覧会アドヴァイザリー:鈴木布美子(ジャーナリスト)
建築家選定:千葉学(建築家/東京大学大学院教授)
会場構成:中川エリカ
協賛:株式会社 松下産業
協力:TARO NASU、Art&Public株式会社
※プレスリリースをご希望の方は、Contact より弊財団までご連絡をお願いいたします。
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- 201704.13
- EXHIBITIONS
ライアン・ガンダー展覧会のお知らせ
上:ライアン・ガンダー《ひゅん、ひゅん、ひゅうん、ひゅっ、ひゅうううん あるいは同時代的行為の発生の現代的表象と、斜線の動的様相についてのテオとピエトによる論争の物質的図解と、映画の100シーンのためのクロマキー合成の試作の3つの間に》2010年 ⒸRyan Gander, Courtesy of TARO NASU 石川コレクション、岡山
下:ライアン・ガンダー《アンパーサンド》2012年 ⒸRyan Gander, Courtesy of TARO NASU 石川コレクション、岡山
※無断転載禁止
岡山芸術交流2016出展作家ライアン・ガンダーの個展、「ライアン・ガンダー ―この翼は飛ぶためのものではない」展が4月29日(土)より大阪・国立国際美術館にて開催されます。
芸術交流でもご覧いただいた《スタッカート・モーメント》をはじめ、石川コレクションから11点が展示されます。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
ライアン・ガンダー ―この翼は飛ぶためのものではない
Ryan Gander - These wings aren't for flying
会期:2017年4月29日(土)―7月2日(日)
月曜日休館(ただし、5月1日(月)は開館)
会場:国立国際美術館(大阪)
開館時間:10:00~17:00(金・土は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
詳しいインフォメーションは公式サイトをご確認ください。
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- 201604.25
- EXHIBITIONS
「前川國男展」のお知らせ
当財団理事長の石川康晴が総合プロデューサーをつとめる「岡山芸術交流」のプレイベントとして、日本近代建築の巨匠、前川國男の作品を集めた展覧会が岡山県立美術館にて開催されます。
前川國男はル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドに師事し、第二次世界大戦後の荒廃した日本を復興すべく、国際文化会館(東京)や京都会館といった数々の公共建築の設計を担い、日本建築を牽引してきました。ここ岡山は、 前川が手がけた岡山県庁、岡山天神山文化プラザ、林原美術館の三つの建築が存在し、今もなお利用され続けている貴重な地域です。これらの建物は、10月9日(日)より開催される「岡山芸術交流」のメイン会場でもあります。本展では、貴重なオリジナル模型や図面のほか、前川愛用の遺品や同時代のアーティストとの交流を物語るアート作品も公開します。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ、足をお運びください。
展示場所:岡山県立美術館 地下1階
展示期間:4月26日(火)〜5月22日(日)
開館時間:9:00〜17:00
観覧料 :無料
休館日 :5月9日(月) ※GWは休まず開館
主 催 :岡山芸術交流実行委員会
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- 201603.03
- EXHIBITIONS
Ryan Gander展覧会 in Canada のお知らせ
Ryan Gander(ライアン・ガンダー)の展覧会 "Make every show like It's your last"が、
カナダのモントリオール現代美術館にて開催されます。
石川コレクションから2作品が展示されています。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ足をお運びください。
03 March - 22 May
Musée d’art contemporain de Montréal185 SAINTE-CATHERINE OUEST
(CORNER JEANNE-MANCE)
MONTRÉAL (QUÉBEC)
H2X 3X5
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- 201601.16
- EXHIBITIONS
サイモン・フジワラ展覧会のお知らせ
東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーにて、サイモン・フジワラ「ホワイトデー」展が開催されます。
石川コレクションからも3作品が展示されています。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
サイモン・フジワラ ホワイトデー
Simon Fujiwara | White Day
期間: 2016年1月16日[土]〜3月27日[日]
会場: 東京オペラシティ アートギャラリーにて
開館時間: 11:00ー19:00(金・土は11:00ー20:00)
詳しいインフォメーションは公式サイトをご確認ください。